征文作者：秋山纯铃(横滨山手中华学校中学一年级学生·华侨第四代)

　　照片的年代(具体时间)·拍摄地点 ：横滨中华街·1943年、1952年·1953年

　　照片上的人物以及与作者的关系 ：外祖父

　　中文

　　我的外祖父生于1942年，爸爸是中国人、妈妈生于福岛，是纯粹的日本人。因为是战争期间，为了安全一直在福岛县石川曾祖母的老家生活到5岁。听外祖父讲那5年中也曾遭遇到空袭，在防空洞里避难时的情景至今想起来还记忆犹新。战争结束后外祖父回到了位于横滨市中区山下町81号(现在中华街南门大街招福门店附近)的父母家。

　　第一张照片是外祖父1岁时在照相馆拍的。

　　第二张是1953年夏天拍的。在81号自己家前外祖父和弟弟、亲戚一起照的。

　　第三种照片拍摄于1952年夏天。外祖父被妈妈骂哭了，为了安慰他爸爸就带他到照相馆去拍了这张照片。外祖父的脸上还带着哭过的痕迹，照出来也是不高兴的样子。听外祖父说他的父亲不太会哄孩子、也不知道如何安慰孩子，是一个比较木讷的父亲。所以他只能用这种方式安慰我的外祖父吧。

　　当时在山下町只有一所中华学校，华侨的孩子们大多数都在那里上学。外祖父小学五年级的时候，突然被赶出了学校。一些华侨腾出自己的家或店铺，让学生们上课，象课后补习班一样。一直到山手校舍建成，大家经历了一段艰难的岁月。

　　因为政治斗争而剥夺了孩子们的学习权利，外祖父现在想起来还义愤填膺。

　　台湾的特务闯进学校以传播共产主义为由将学生赶了出去。对于孩子们来说根本不了解中国国内的内战，仍在唱着三民主义的歌，学校也悬挂着青天白日旗。这样无端地被卷入了政治斗争实在是冤枉，提起这段经历，外祖父就会愤愤不平。

　　从那以后，外祖父的父亲事业失败，山下町的房子没了，财产也没了，几乎倾家荡产。身无分文的他们搬到了横须贺，经过打拼开了一家小小的中华料理店。这么多年过去了，如今是外祖父经营着，现在成了大多数横须贺人家喻户晓的饭店。外祖父的信念是融入横须贺当地社会中，作为一个外国人发挥应有的作用。

　　外祖父曾说我们想学习时而不能，而我生活在无忧无虑的幸福中，不需要付出什么辛苦就能学习和生活。作为外祖父的后代，我要更好地理解他们所经历的一切，更加努力地学习。

　　中文翻译：郑红

　　----

　　日文

　私の母方の祖父は1942年、中国人の曾祖父と福島生まれの日本人の曾祖母の間に生まれました。戦争中だったこともあって、福島の石川という所にあった曾祖母の実家に5歳まで預けられました。その間に空襲にも遭い、防空豪に入った経験もあったそうです。終戦後、横浜市中区山下町81番地(現在の中華街南門通りにある招福門辺り)にある曾祖父母の家に戻りました。

　左上の写真は祖父が1歳の時写真館で撮ったものです。

　左下の写真は1953年頃の夏に、81番地の自宅前で祖父の弟と親戚の人と撮ったものです。

　右の写真は1952年の夏、祖父が曾祖母に叱られて泣いていたところを、曾祖父が慰めに写真館に連れて行き撮ったもので、泣きべその顔が印象的。祖父の話によると曾祖父は子どもをあやしたり、慰めたりすることは苦手というか不器用だったそうです。

　当時中華学校は山下町に一つだけだったので、華僑はみんなそこに通っていました。祖父が小学五年の時、突然学校を追い出され多くの華僑の家を借り、寺子屋式で授業を受けていました。山手に学校ができるまでみんな苦労したようです。

　中国の政治闘争のために犠牲になったのだと怒りを込めて教えてくれました。台湾の特務が来て、共産教育しているからと追い出されたそうですが、祖父は中国が内戦していることすら知らなかったそうで、三民主義を歌って青天白日満地紅の旗を掲げていたのに、と当時を思い出して、再び怒りがこみあげてきたようでした。

　その後、祖父は曽祖父の事業の失敗で山下町の家も財産も無くし、無一文で横須賀に移り小さな中華料理店を開き、今は横須賀の人達にも知られるぐらい有名な店になりました。その祖父の今の信条は横須賀に溶け込み、外国人として地元に役立つ人間でありたいということです。

　祖父は勉強したくてもできない時があったと言っていましたが、今私はとても幸せなことに、何も苦労せず勉強することが出来ています。そのことをきちんと理解し、これからも勉強に励んでいきたいと思います。

日文指导：罗顺英